皆さん、おはようございます。
星名美幸です。
今日は、人の眼なんか気にしなくていいというお話です。
今回は、この話を届けたい人がいるので、その人に向けて書きたいと思います。
同じように苦しんでいる方に届けば幸いです。
最近、身体の調子が悪いから引きこもりがちであるとか、もしくは精神的に不安定で会社や学校に行けない人の話を聞きました。
そういう方に今私がお伝えしたいこと。
それは、
具合が悪くて会社や学校に行けないのなら、それでもいいんだということです。
社会人など働いている方へ
例えば会社員で、具合が悪くて会社に行きたくてもいけない、もしくは気持ちは行かなきゃいけないと思うけれど、身体が動かないという時。
良い人や責任感の強い方は、「私が行かなきゃ会社が回らない。」とか、「人に迷惑をかけてしまう。」と思うでしょう。
私もそんな時期がありました。
でもね、行きたくないには何か理由があるはずなんです。その理由はあなたの中にしかありません。
つまり、あなたの身体の具合がわるいことは、あなたの心からのメッセージだったりするのです。
もしかしたら、心がもう限界と悲鳴をあげているのかもしれない。
人間関係で悩みがあるけど、誰にも相談できなくて苦しいという気持ちが隠れているのかもしれない。
だからもしも社会人で、具合が悪くて会社に行けない人がいたとしたら、その時はしっかりと自分の気持ちを聞いてみるきっかけにしてほしいと思います。
学生の皆さんへ
私がもっと気にかけていることは、小学生や中学生、高校生で学校に行けないとか体調が悪い。学校でいじめにあっていて辛いという子に対してです。
ここで少し、私が子供の頃の話を書きますね。
私が子供の頃、小学生の頃ですが、小学2年生で父親が単身赴任になりました。
専業主婦の母親は、頑張って「理想の子育て」をしていました。
そんな頑張って一生懸命にやっている母親に対して、私は父親がいなくて寂しいと言う気持ちを打ち明けることもできなかった。
父親っこっだったけれど母親に対してそれをいうことをためらっていました。
母親は一生懸命頑張っているのに、父親がいなくて寂しいというのは母親に対して悪いんじゃないかと思っていたのです。
だから実家にいる間は、特に母親に対して言いたいことをずっと言えずに来ました。
そのことをはっきり自覚をしたのは19歳頃になってからです。
19歳の頃の私は、浪人生でした。何をやりたいのかわからない時期でした。
ずっと母親の顔色を見ながら生きてきたことを実感したし、親のひいたレールの上を歩いてきた。
今ここでそれをやめないと自分の人生を生きられないと思いました。
18歳の頃かな、その時は両親の不仲が理由で本当にしんどいと感じていました。
私の印象に残っている場面があって、それはある年の大みそかの晩御飯のシーンです。
両親は私や弟を通してしか会話をしなくなっていました。
その時の大みそかは、一言で言うとお通夜のように記憶しています。
家族4人が同じ場所にいるにも関わらず、静まり返っていました。みんなが無言で年越しそばを食べるような感じです。
大好きな父親とも気軽に話せる雰囲気ではなかったし、母親は無愛想だし、本当に悲惨だったな。
だから、18歳頃の頃はよく
「自分がこの家にいなければ、状況は少しは良くなるんだろうか?このまま布団の中で泡のように自分が消えてしまわないかな。」そんな風に思っていました。
ぐちゃぐちゃバラバラの実家が本当に嫌だった。
人の愚痴ばかり言っていて、一人でつらそうにしている母親が本当に嫌だった。
家庭には居場所がないと思っていました。
その後、19歳で私は実家の岡山を出て、一人で東京に出てきて新聞配達をしながら1年間暮らしました。
だからね、今ならはっきり言えます。
もし、
今はつらくて家庭にも、学校にも自分の居場所がないと感じたとしても、自分で選べる年になれば人生は変えられる‼
人生は絶対にいい方向に変わるときが来るんだってことを。
小さなときは学校や家庭(家族)が絶対的なものに感じるかもしれないけれど、世界は広いし、あなたのことを認めてくれる人は必ずいます。
言葉に上手く表せなくてもどかしい気持ち、私はよく分かります。
だから、あなたに合う場所や人と出会うための方法を一つお伝えしますね。
それは、
あなたが好きな場所、好きなもの、好きな人を選ぶ
ということです。
好きな場所が、例えば水族館とか本屋さん、図書館、カラオケ、自分の部屋、なんでも良いんです。
私は17歳の頃からキンキキッズが好きで、彼らに会うことが楽しみでした。
だから、高校のつまらない勉強はそこそこに、夜は飲食店でアルバイトをしてお金を貯めてはコンサートに通っていました。
私は、そうやってアルバイトをする中で職場の方やお客さんと接することが凄く楽しかったのです。
自分の知らない世界があること、常連さんとはいろんな話をしたりもしました。
知り合いがご飯を食べに来てくれたりもして、学校では出来ないいろんな経験をしました。
そんな風に、
自分の人生は自分で決められるのです。
あなたが本当にやりたいことがあるのなら、人の眼なんか気にしなくていい!!
もしも今、やりたいことがはっきりしていなくても、小さかった頃に好きだったことが一つはあると思います。
是非、それを一つでも、少しでもやって欲しいなと思います。
最後に
もしもお子さんやご家族が、学校に行けないとか、体調がすぐれなくて会社に行けないという親御さんたちやご家族へ。
まずは、そんなお子さんやご家族のことを心の底から信じてあげてください。
「心配」というものは、時に相手のことを思っているようでいて、それはただあなた自身が安心したいというエゴである可能性があります。
ご家族の体調が悪いときこそ、あなたの「在り方」が問われているのです。
あなたは、自分らしく生きていますか?
自分のやりたいことを、ご家族やお子さんを理由にして後回しにばかりしていませんか?
家族に具合が悪い人がいるときは、どうかその方を信じてあげてください。
「どんなあなたでも私は信じているから、自分の道を進みなさい。」
と言えるあなたでいて欲しいのです。
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